引き寄せの法則と魔術

魔術は引き寄せの法則思考の現実化と同じ、ハッピーに生きるために活用すべきもの

私がそう信じるのは、引き寄せの法則も魔術も同じエネルギーが働いていると考えるからだ。

引き寄せの法則にも多くの種類(流派というか、微妙に細部の違う主張のもの)があるため、これが正しいというシステムを指定するのは難しい。

けれども、根本的な概念は同じ。

現実は自分の思考によってつくられる

これは、今、君の考える未来がそのまま現実となるから、現実となってほしい事象を考えることが大切という概念だ。

なぜ、考えることが現実となるのか?

それは、望む波動(エネルギー)を自分が出せば、望む波動が帰って来るから。

私たち(ほかの物も)は素粒子の集合体であり、この素粒子はそれぞれが様々な振動をしてエネルギーを発している。引き寄せの法則でよく言われる波動は、この素粒子の発するエネルギー指す。

宇宙エネルギーと同じ、エネルギーだ。

この概念では、自分の思考の放つエネルギーが仕事をする。

楽しいことを考えるときには、楽しいエネルギーを出している。

楽しい気分でいるときも、楽しいエネルギーを出している。

同じエネルギーが引き寄せられるので、楽しい状態を望むなら、楽しいことにフォーカスする。

そして、それが現実になる。

これが、引き寄せの法則だ。

宇宙エネルギーという概念は、誰でも使える、何にでも作用するエネルギーで、このエネルギー自体に意思はない

君に使われるのを待っているのだ。

つまり、君からのオーダーを。

それを伝えるのが魔術であり、引き寄せの法則である。

私が、引き寄せの法則でいうエネルギーと魔術で使う宇宙エネルギーが同じだとするのは、この宇宙エネルギーを動かすのは自分の意思と感情によるというコアが同じだから。

異なるのは、意識的に動かせるその度合いだけである。

●宇宙エネルギーに作用する力の度合い

1.楽しいなあ。ハッピーだなと感じることをする。

2.ハッピーになる事象を願う。

3.ハッピーになる事象を要求する。

4.ハッピーになる事象を要求

+それが現実に起こったことにする(過去形・現在形でのアファメーションなど)

5.ハッピーになる事象を要求

+ハッピーな事象を過去形・現在形に

+それが実現したときの感情(喜びなど)を想像して感じる。

6.ハッピーになる事象を要求(より効果的な方法で)

+ハッピーな事象を過去形・現在形に(より効果的な言葉で)

+そのときの感情を感じる(より効果的なタイミングで)

この6番目の度合いが、魔術だ。

その境界線は絶対ではない。引き寄せの法則系の方法にも、6の力で宇宙エネルギーを働かすことのできるものはあるだろう。

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ただ、魔術であると自覚して行うと、プラスαの力が加わる

これがバカにならない。

それは自分の力だけではなく、ほかの力が働いて望みを得るための事象が起こることを認めているからだ。

別の言い方をすれば、魔術はスピリットのなど人知を超える存在の力(ツール)を使う前提で行うため、自分の力だけでは難しいことも可能だと思って行うからだ。

引き寄せの法則は、あくまでも自分の思考が望む現実を引き寄せる。

だから、うまくいかなければ、自分の思考が弱かったのだと思う。

宇宙へのオーダーは、自分がオーダーしたものが届く。

だから、うまくいかなければ、自分のオーダーが悪かったのだと思う。

魔術は、自分が行った魔術が機能して望む現実にシフトする。

だから、うまくいかなければ、この魔術(ツール)は機能しないな、ほかの魔術(ツール)にしようと思う。あるいは、自分なりにその魔術(ツール)を改良しようと思う。

引き寄せの法則に当てはめると。思考が弱かったとは思わず、その魔術が弱かったと思う。

宇宙へのオーダーに当てはめると。自分のオーダー(やり方)が悪かったとは思わず、その魔術(ツール)のオーダー(作動力)が悪かったと思う。

宇宙エネルギーを動かすのは自分の力だ。それは間違いない。

ただし。

使うスキルによって動かし方も動く度合いも変わるのだ。

そして、魔術というスキルは、

私や君自身の力+そのとき使う魔術の技法(ツール)のキャパシティで成り立っている。

そのツールでできること……たとえば、耐荷重5Kgまでのフックに30Kgの物はかけられない。1リットル容量のボトルに、10リットルの水は入らない。1.1リットルでも入らないのだ。魔術のツールにもいろいろな用途があり、それにぞれに適するものがある。

魔術を行う場合は、その魔術(ツール)が悪かったのだと思えるため、目的に合わせてツール変えたり改良したりできる。

自分の力が足りないと思わなくてすむのは、このツールがあるからだ。

そこが、引き寄せの法則との大きな違いだと思う。

さらに、魔術を行うという行為自体の持つ力がある。

魔術は機能する。

機能する魔術を行うのだから、結果を得られるに決まっている

そう思い込める……それもまた、思考の力である。

魔術には、引き寄せの法則にない利点がある。

もちろん、引き寄せの法則には、魔術にない利点がある。

引き寄せの法則と魔術。

どちらがいい悪いではない。

優劣でもない。

どちらもハッピーに生きるためのすばらしいスキルだ。

両方使ってもいい。

私がこの『引き寄せの法則と魔術』を記したのは、

引き寄せの法則との同異を示すことで、魔術を身近に感じてもらいたかったからだ。

君に。

魔術という、ハッピーに生きるためのスキルがある。

それは使えるスキルだ。

引き寄せの法則と同様に。

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