魔術のキャパシティ

capacity

『 魔術とは 』で言った通り、ここに記す魔術は実用のもの。

ただし、その作用の及ぶ範囲は限られる

 

他のすべてのスキルと同様、魔術にも不可能はある。

 

魔術は万能ではない。

 

それは今現在の地球において、どんなに努力をしても、最先端技術を駆使しても、いくら大金を積んでも。

そして、最高の幸運をもってしても不可能なことを、魔術で引き起こすことはできない。

 

たとえば、

背中に羽を生やして、自由に空を飛ぶ。

30年前の自分に戻る。

愛猫を人の姿に変える。

透明人間になる。

おもちゃの家を本物にして住む…など。

 

魔術は常識の範疇を超えられる。

普通ならあり得ないラッキーハプニングを引き起こせる。

けれども、私たちの生きるこの3次元の世界で、物理的に不可能な事象を実現させることはできない。

別の言い方をすれば、自分が不可能だと思っていることは魔術でも不可能だ。

そして。

たいていの大人は、可能性が0の物事を真剣に望んだりはしない。

 

では、何ができるのか。

自分の力で容易く実現できることに、魔術は不要だ。

大してほしくはないものを魔術で手に入れる必要はない。

魔術を使うのにもっとも適するのは、

 

自分の力だけでは難しいけれど、

魔術を使えば実現可能な望みである。

 

なぜなら、宇宙エネルギーがベストなタイミングで必要なイベントの発生を連鎖させ、望む結果を引き起こすから。

 

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具体的な例をあげると……

 

君は犬を飼いたいと望んでいる。ちっちゃなティーカッププードルで色はレッド。

けれども。犬は嫌いだ、世話が面倒だと家族は猛反対。ペットショップに支払うお金もない。

この状況から、自分の力で望む結果(ほしい犬を飼う)を現実にするためには、

・家族を説得する

・犬を買うお金を工面する

これらが必要だ。

不可能ではないが、難しい。

 

この望みの実現に魔術を使うと、

・家族が、犬の魅力を最大にアピールしているテレビ特集を見る。

・道の途中で思わぬアクシデントに見舞われそうになった家族が、犬のおかげで事なきを得る。

・犬嫌いだった家族が、一転犬好きになる。

・知人から、犬をもらってくれる家を探しているとの情報が舞い込む。

・君も家族も、犬を迎え入れることに賛成する。

・その犬は、色はレッドのティーカッププードルだ。

と、このような事象が起こり、望みは実現する。

 

これらは、魔術を行わずとも起こる可能性はある。けれども、自分の力で引き起こせることではない。タイミングよく構成されたこれらのイベントを発生させ、君の望む結果を実現させたのは、

 

魔術によってオーダーを受けた宇宙エネルギーだ。

 

そう。

今ある現実を自分の望む現実にシフトするスキルである魔術は、

君のほしいものを宇宙にオーダーすることができるのだ。

 

この宇宙に注文するというコンセプトは、願望成就の方法としてブログでも書籍でもたくさん紹介されている。その多くは、引き寄せの法則や思考の現実化と呼ばれ、実践者も多い。

君も一度はその理論を目にし、実践してみたことがあるのではないかな。

 

宇宙エネルギーで望みを実現する方法は、いろいろある。

好きな方法、自分に合った方法、信じられる方法、手軽にできる方法…何を基準に選んでもいい。

もちろん、何も選ばなくてもいい。

 

だが、選ぶなら…

実際に機能する方法を私はすすめる。

それが、魔術だ。

 

そして、今。

君は魔術の実践に興味を持っている。

引き寄せの法則を知っていようがいまいが関係ない。

宇宙エネルギーがどうやって個々の望みの実現に作用するのか、その仕組みを理論的に理解する必要はない。

 

魔術は機能する。

君がハッピーに生きるために役立つ、使えるスキルだ。使わなければもったいない。

 

そう思わないか?

 

 

 

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