ヘブライ文字のマジックスクエア

今回は、

マジックスクエア~7つの天体に対応する魔方陣~

に記した7つのマジックスクエアの数字を、ヘブライ文字に変換する

というよりも、ヘブライ文字のマジックスクエアを紹介する、といったほうがいいだろうか。

なぜなら、ヘブライ文字は、もともと数を持つ文字であるからだ。

そこで、まずはじめに、魔術において欠かせない要素でもあるヘブライ文字について、簡単に記しておこう。

ヘブライ文字

ヘブライ文字は、主にヘブライ語を表記するための文字であり、右から左へと横書きする。子音を表す22文字からなり、うち5文字は語末で形が変わるため、27文字ある。最初の2文字の読み方(アレフ・ベート)から、アレフベートと呼ばれる。(アルファベットに似ているな)

…と、まあ、さわりだけ。

私自身、魔術に用いる文字として使用しているが、ヘブライ文字を詳しく語るには荷が重い。どうか、深い知識を求めるのであれば、君自身で調べてほしい。

はじめに、27文字のヘブライ文字とその読み方、そして数を記す。

※英語表記・カタカナ表記は異なるものもある。

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ヘブライ文字の数

ヘブライ文字には、それぞれ数(数価)がある。さらに、今回は触れないが、それぞれの文字には意味もあり、カバラでは生命の樹の径があてられている。

ヘブライ文字は、音を表すだけではないが故に、様々に用いられてきたのだろう。

さて、27あるヘブライ文字の数は、9つの部屋(グループ)に分けられる。

(ナインチェインバーと呼ばれる。)

そして、この同じ部屋にある数は、置き換えが可能だ。

見てみると単純に、100は10・1に置き換えてよく、500は50・5としてOKということである。

この置き換えは、後にアルファベットをヘブライ文字に変換し、さらに数に変換してマジックスクエア上で扱う際に必要となる。

一番大きな数を擁する月のマジックスクエアにおいても、最大数値は81なので、80までしかスクエア上で位置を取れない。そのため、90以上の数は置き換えが要るのだ。

(90は9に、700は7・70に置き換え可能である。)

Nine Chamber

★単純に、一桁め、あるいは一桁め&二桁めの0を取ってOKと思っていい。

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ヘブライ文字のマジックスクエア

では、7つのマジックスクエアを。

Saturn_土星_

Jupiter_木星_

Mars_火星_

Sun_太陽_

Venus_金星_

Mercury_水星_

Moon_月_

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マジックスクエア~7つの天体に対応する魔方陣~ に記した通り、

この魔方陣そのものを、タリスマン・アミュレットとして用いることができる。

パワーを得たい天体のマジックスクエアを描き、それを身につけることで、そのパワーを味方につけられるのだ。

※マジックスクエアを描くのは、各天体の対応する曜日が適するといわれているが、必須ではない。

土星:土曜日

木星:木曜日

火星:火曜日

太陽:日曜日

金星:金曜日

水星:水曜日

月:月曜日

さらに、明確な目的(願望)のためにマジックスクエアを描く場合は、シジルマジックにおいて望む現実を唱えながらシジルを描くのと同様、望む現実やパワーを得る目的、望む自分の姿・在り方などを唱えながら描くとより有効なタリスマン・アミュレットとなる。

(タリスマン・アミュレットについてはこちら↓)

タリスマン&アミュレット(護符魔術)

7つのマジックスクエアを用いるその他の魔術についても、私自身の学びとともに手引きしていければと思う。

もちろん、君自身で新たなる魔術を開発する際に使用するのもいい。

魔術を楽しもう。

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